便利屋QQでは今までに数多くのゴミ屋敷に関するお悩みをご相談いただき、解決・お手伝いをさせていただいてきました。その中でも特に、ヒアリング・お見積りの際に多かった事例をご紹介いたします。
<ゴミ屋敷になる原因は人それぞれ>
住まいがゴミ屋敷となってしまう原因は、人によって様々です。
生活リズムが影響しているケース
仕事の時間が不規則で、地域のゴミの集荷時間に出すことが困難な場合や、掃除そのものが苦手・できない場合など。ゴミが溜まることで、さらにゴミを捨てることが嫌になってしまう場合も少なくないと思います。このような悪循環がゴミ屋敷の原因の一つと考えられています。
精神的・心の病が影響しているケース
仕事や対人関係のストレスなどが原因で心の病となり、日常の生活が維持できなくなりゴミを溜めてしまうことが考えられます。
空き家の状態が影響しているケース
家を空けている時間が多い、住民がなくなってしまったなどの理由から、空き家の状態になってしまったことで敷地内にゴミが不法投棄され、ゴミ屋敷となってしまっていたというケースもありました。中でも特に多いのが、故人が片づけることができておらず、遺品整理に行った際に家がゴミ屋敷になっていたというケース。
収集癖・物を大切にするあまり
こちらはゴミ屋敷とは少し異なりますが、”ストックがあるのについつい買い溜めをしてしまう”、”まだまだ使える・いつか使う時がある”とついつい必要以上に物を残してしまうケースです。どこになにがあるのか分からずと残しておく。その繰り返しによりゴミ同様に散乱し、気づいた時には自分では手が付けられなくなっていたということもありました。
<ゴミ屋敷が原因で及ぼす影響>
悪臭
食品や飲料の残しなど、有機物が含まれたゴミが多い場合。特に夏場や気温・室温が高い環境では悪臭が悪化します。悪化した悪臭が部屋から近隣へと伝わり、近隣トラブルの原因となってしまします。
害虫・害獣
長期に渡りゴミが放置されている場合、ゴキブリやハエ、ネズミなどの害虫・害獣が発生します。それらが這いまわる空間で生活を続けると健康被害を及ぼす可能性が高くなります。また、ゴミ屋敷と化した部屋の周辺の住宅にも害虫・害獣が侵入するといったことが原因で近隣トラブルの原因にもなる場合があります。
火災の危険性
一般の家庭に比べて物が散乱しているゴミ屋敷では、コンセント部分にホコリや熱伝導を起こすものなどが触れて熱を帯び発火することも少なくはないでしょう。いったん物に火が付くと一瞬で燃え広がり、大規模な火災になってしまいます。
ケガや健康被害
ゴミが溜まり散乱・圧迫された中には何があるのかもはや分からなくなります。重さや圧力で割れた瓶などの割れ物で思わぬケガを招く危険性があります。
また、ゴミやホコリが舞うゴミ屋敷ではカビや雑菌が繁殖しています。これらはアレルギーや喘息の原因となる場合があります。健康だった人が突然発症するケースも少なくありません。
ではそうならない為に、これらを回避する為には判断基準、片付けるタイミングが大切になります。
<片付け・清掃を依頼する判断基準>
ゴミ屋敷問題を解決するにあたって、まずはゴミ屋敷の住人やご家族・その周辺の方の力でなんとかしようと考えることが多いと思います。程度によって自力で解決できることもありますが、場合によってはそうはいかない場合も。
・ゴミが膝上まであり、床が見えない状態
・お風呂、洗面所、キッチンなどの水回りが機能していない
・家中だけでなく、ベランダ・庭などにもあふれている
主に以上の3つの内、一つでも当てはまる場合は一度ご相談されることをお勧めいたします。
「ゴミ屋敷」の定義は各自治体により異なりますが、いずれも衛生・健康面で住民だけでなく近隣住民にも影響を及ぼす状況が当てはまります。
どのような状況でも、住んでいる人が「どうにかしたい」と思った時が片付けるタイミングです。
便利屋QQでは、そんな時に解決のお手伝いをさせていただいております。
「どうにかしたい」そう思った時はお気軽にご相談ください。